01.18.2015 · Posted in 未分類

事件は7月11日、ポーランドのクラクフからアイルランドのダブリンに向かう、ライアンエアーの機内で起こりました。

その日搭乗していたトマシュ・ミュシャさん(26)という男性で、実はミュシャさん、飛行機に乗るのがその日初めてで緊張していたみたいです。

気分を落ち着ける為に、CAにビールとウォッカをもらって飲んでいたミュシャさんは、慣れない飛行機でいつもより余計酔っぱらってしまいました。

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その後飲み過ぎたミュシャさんはトイレに向かい、ふらふらと歩いて行った先に、ごついトイレのドアを見つけました。

彼は、トイレのドアを開けようとしましたが、頑丈な作りで簡単に開きません。仕方なく力づくでハンドルを回すと、鈍くガチャリという音がしました。

「お客様!何してるんですか!おやめください!!」

その瞬間、もの凄い形相をした乗務員が猛ダッシュで駆けつけてきました。

「何しているんですか!危険ですよ!」

「いや、ちょっとトイレに・・・」

「トイレはあっちです!!」

ミュシャさんは後方にあった搭乗用のドアを、トイレのドアと間違えて開けてしまっていたのです。

幸い気圧の差の関係でドアが開きはしなかったのですが、非常に危険な状態になっていたみたいです。

乗務員に取り押さえられると彼は大人しくなり、着陸まで問題行動はなかったみたいです。

その後ミュシャさんは「航空機内で旅客を危険な状態に晒した」として法廷に呼び出され、ダブリン裁判所は彼に200ポンド(約3万5千円)の罰金を言い渡されました。

よくお酒で失敗する人は多いけど、大惨事にならずに本当に良かったと思います。